メンテナンス

音鳴りのストレスを解消 Canyon Ultimate オーバーホール

Canyon Ultimateのオーバーホールを実施しました。BB周りの音鳴りが気になることに加えて、この機会に各部も点検して欲しいとのご依頼です。

まずはパーツをすべて外していき各部をチェックします

まずBB付近の音鳴りについては2つの原因となりそうな点が見つかりました

  • BBベアリングのがたつき
  • チェーンリングボルトの緩み

BBは新しいものに交換し、チェーンリングは分解洗浄ののちしっかりボルトを締めなおして取り付けています。これで音鳴りは無事解消されました。

ヘッド周りは特に汚れやすいポイント。汚れたグリスを落として新しいものを塗布します。ローラーを熱心に回される方は特にここが汗で錆びやすいので注意が必要です。

リアディレイラーのプーリーには糸くずや髪の毛が絡んでいることも多いです。この機会に分解してすみずみまできれいにしましょう。

ペダルも分解して新たにグリスを補充しました

ペダル用のドライオイルでコーティングして仕上げ

お預かりしたときにブレーキやシフトの動きに重さを感じたので見てみるとアウターケーブルは中が錆びていました。

新しいケーブルに変えたうえでケミカルチューンを施したところ、タッチが非常に軽くなり喜んで頂けました。

ホイールは今回メンテ対象外でしたのできれいにしたパーツで組み立てなおします。

メンテナンスの頻度については乗り方や走行距離によって大きく変わるので明確な指標はありませんが、少なくとも1~2年に1度はしっかり見せて頂くことをおすすめしています。問題がなければすぐにお返しできますし、何か見つかれば改善のご提案をさせて頂きます。お見積もりは無料ですからお気軽にご相談ください。ご参考までに今回のフルコースの作業内容で工賃は¥35,000~です。もちろんCanyonに限らずどんなメーカーの自転車もお持ち込みも歓迎です。

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