TADAのクロモリフレームをオーバーホールでお預かりしました。
乗り出してからしばらく経ち、いくつか気になるところが出てきたということでオーバーホールを実施させて頂きました。分解して状態を確認しながらメンテナンスを進めていきます。
カセットを洗浄するときはホイールから外されることを推奨します。そのままクリーナー等を吹きかけてしまうとブリーボディに流れ込みグリスやシールを犯してしまう危険が大きいです。
写真が漏れてしまいましたがホイールのハブのグリスアップも実施しています。
プーリーは汚れが堆積しやすい箇所
CHRIS KINGのヘッドセットはグリスが枯れていたので洗浄の後にしっかりグリスアップ
左が使用されていたBB、右が新しい同じもの。グリスがほとんど無くっています。
ひと通り洗浄とグリスアップが終わったら組み立てへ
バーテープはピンクでアクセント。オーナー様のこだわりです。
ケーブルや小物類は新しくしました
ハードな乗り方をしていなくても1-2年に1度はしっかり点検を受けられることをおすすめします。自転車の不具合は一度症状が出てしまうと様子を見ていても悪化する一方で、生物のように自然治癒することはありません。
早期に発見出来ればパーツの寿命を延ばせることが多いですし、思わぬトラブルを未然に防げるかもしれません。また点検して何もなければ時間も費用もほとんどかからずに安心が得られます。メンテナンスについてはいつでもお気軽にご相談ください。他店購入者等のお持ち込みも歓迎です。