CANYON メンテナンス

CANYON 新型AEROAD 組み立て&整備

最近CANYONの組み立てや整備の案件をたくさん頂いております。今回は話題の新型AEROAD CFR Di2の組み立てと整備でした。

組み立て前に一旦ほとんどのパーツを外してバフ研磨とガラスコーティングを施工しています。海外メーカーの多くは脱プラスチックの流れで緩衝材等不使用で梱包が簡素になりつつあるため、新車であっても車体表面に小さな擦れ跡や傷がついている場合が多いです。せっかくコーティングをされるならその傷等を消せるバフ研磨による下地処理はかなり効果的です(クリア塗装のみ)。

写真では伝わりにくいですが風景が映り込むくらいに艶が出ました

キャリパーの動作チェック。Dura-Aceですら完成車状態ではピストンの動きに左右差があります(写真左)。このまま使用するとブレーキの制動力が落ち、パッドが減るにつれ片効きの症状も出てしまうので何度も揉み出しを繰り返して左右差をなくしていきます。

ハンドルは別売りのエアロハンドルに換装しています。

CANYONは相変わらずコストパフォーマンスの高い優れたバイクですが、「箱から出してすぐ走れます」はもう過去のもの。長く、気持ちよく、安全に乗るために乗り出す前に必ず整備を受けられることをお勧めします。私たちbackyardは以前より受け入れ店として何件もの組み立て、メンテナンスを実施していますので安心してお任せください。

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