久しく乗れていなかった大事なバイクを乗り出す事になったので
一通り点検とメンテナンスをとお預け頂いたのでご紹介です。
かなり綺麗に保管されていたようで、シルバーの輝きを保っていました。
体の触れる所は革で統一されクラシカルであるものの一周回り新鮮さすら感じます。
マスプロメーカーではほぼ見かけなくなったラグ溶接。
レースバイクからクラシックなバイクまで自転車なら基本なんでも触っておりますが、通してその人がどんな事を楽しんできたのかが分かるものが残っていたりすると親しみを感じたり。
バイクチェックも終えメンテナンスへ。
ある程度年数の経っているバイクでよくあるのが錆でパーツが動かなくなっていたりすることが多々に。
その件数が多いところから診ていきます。
うっすら錆が回っておりましたがそこまで酷くも無かったので一安心です。
点検を進めていきベアリングを診るとグリスは切れておりクリーニングすると少し鉄粉が。
このまま使っていると鉄球が砕けたりする可能性もあるのでしっかりグリスアップし再組付け。
その他点検を進めるとあるべきものが無かったので取付し再度調整を。
右のシルバーのキャップが付いていなくても動いてしまっていたもののタッチ感も変わりますし、ワイヤー受けの破損の原因になることも。
その他は特に問題も無くクリーニングとグリスアップを終え作業完了です。
動いている≠壊れていないなので気になる事が無くても定期的な点検をお勧めします!