CHAPTER2の新フレームKAHA(カハ)が入荷してきました。サイクルモード大阪で発表され試乗された方々からことごとく好反応を引き出していたのは記憶に新しいところ。グラベル・オールロードのトレンドを取り入れつつ、とてもCHAPTER2らしい乗り味に調整された良い出来のフレームです。
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CHAPTER2 KAHA フレームセット(MANAハンドル付き) ¥475,000+関税
ハンドルなしも選択でき、その場合は¥409,000+関税になります。
四角いフォルムが目立っていたAOに対しKAHAは全体的に丸みを帯びたほっそりとしています。
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ケーブルはTOAやKOKOのロードフレームと同じフル内装に
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ヘッドは上下とも1.5"の大径ベアリングを採用
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ハンドルはKAHAと同時に発売されたMANA GRAVEL,ロード用のMANAのセット、もしくはフレームだけでの販売から選択可能です。
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おすすめは断然MANA GRVLです。このハンドルはとても面白い設計で一体型ハンドルながらハンドルバー部分がエアロ形状ではなく一般的な丸型です。握りやすいのはもちろん、ライトやフロントバッグ、ベル、クリップオンTTバーなど様々なオプションが特殊なアタッチメントを用意せずともそのまま取付可能です。
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フレア形状も独特で、ブラケットの取り付け部はロードハンドルのように真っすぐでドロップ部のみ12°で程よく広がります。ブラケットポジションではロードバイクと同じように、下ハンを握ると安定性やスプリント時の力のかけやすさなどが際立ちます。この特性から今後はロードフレームであってもMANA GRVLは選択肢に入ってくると思います。
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グラベルレース用フレームとうたっていますが、フォーク、トップチューブ、ダウンチューブ、シートステーなど各部にマウントが用意されているのでレースに限定せず相当広い用途で活躍してくれそうです。
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ダウンチューブ下のラバーのガードはとても気が利いてるなぁと感心させられました。
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ダウンチューブには工具等を収納できるスペースがあります
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レバーをひねればすぐに取り外せて、カバー裏にはDi2のバッテリーを格納できるようにもなっています。
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ダウンチューブ内に工具を忍ばせた際に中で暴れないよう、クッション性に優れた専用のツールケースが付属しています。
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シートポストも一般的な丸型の27.2mmを採用。サードパーティの用意するドロッパーポストを使うことを可能にしました。
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BB規格はT47を採用。どんなクランクでも使用可能でメンテナンス性も高いです。
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すっごく分かりにくいですがこのフレームはホワイトとライトグレーの2色使いになっています。シンプルなのにやけに立体的な表情をもって見えるのはおそらくこのせいです。
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なんならフレームとフォークも別の色です。フォーク裏がフレームと同色
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ブリッジを廃して一層しなるよう設計されたシートステーは高い快適性を実現しています
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チェーンステーOPENCYCLE WIDEのように左右ともドロップしています。最大タイヤクリアランスは700C×47mmまで(実際は50mmを装着して展示されていましたのでもう少し余裕がありそうです。)
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C2フレームの生みの親であるマイク・プライドはジオメトリやフレーム形状、カーボンの種類だけでなく積層の仕方にまで細かく指示を出すそう。だからどのフレームに乗っても"CHAPTER2らしさ"が感じられる走りになるんだ、とC2 JAPAN代表のマイキーが話していました。
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KAHAの走りは新しいオールロードの在り方を感じられるとても面白いものでした。それを多くの方に体験して頂きたかったのでこのフレームは試乗車として組み上げます。完成したらぜひ1度乗ってみてください。