CHAPTER2 カスタム

CHAPTER2でもっとも懐の深いオールロード"AO" カスタム

「2台目に、ロードバイクのように走れてもう少し安定性や乗り心地の良さ、違う遊び方も出来るフレームが欲しい。」そんなお話から組み上がった自転車です。

CHAPTER2 AOはブランドの中では"グラベル"にカテゴライズされたフレームです。しかし実際その走りは軽快で、レース強度でもなければロードバイクと並んで走ることが出来ます。もちろんタイヤサイズ次第で悪路を越える走りもこなせる懐の広い"オールロード"という呼び方がしっくり来ます。そんなAOは今回のオーナー様のご要望にぴったりでした。

まずはロードバイクらしく乗れるようコンポーネントはR8100 ULTEGRAに28Cのタイヤを装備しています。

遊び方が縛られないよう一体型のハンドルは見送り付属のステムを採用しています。これから色々走られる中でステム長やハンドル形状を調整していけるのは従来どおりのステム、ハンドル別体型のメリットでしょう。

乗り心地の良さを求めてサドルはSelle ItaliaのNovus Boost EVO グラベルを選択

アクアカラーのワンポイントがCHAPTER2と相性抜群です

OPEN CYCLEが開発したドロップドチェーンステーは今やグラベルロードのスタンダードです。この仕様のおかげでフロントダブルのロード用クランクを使用しながら太いタイヤを装備可能になりました。AOは最大700×42Cのタイヤまで装着可能です。

オーナー様からは初走行後に早速「むしろ今のロードより反応がよく感じられるし、地面の凹凸がほとんど気にならないほどに快適になった。しばらくはこちらをメインにあちこち行ってみたい」とコメントを頂けましてホッとしました(比較対象の1台目がハイエンドロードフレームでしたので余計に)。

CHAPTER2はロードバイクのTOA,KOKOが海外メディアからも高評価を受けていて注目されがちですが、AOも非常によく出来たフレームです。先日ご紹介したDAVOSのD-309のようにカーボンフレームながら積載用のマウントをたくさん備え、フェンダーや太いタイヤも装備できるので遊び方の幅も相当広いといえます。1台で色々遊んでみたい、けれどロードバイクのように軽快な走りは犠牲にしたくないという方はぜひAOをお試しください。

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