不思議な縁でコロンビアのスチールフレームメーカーの取扱いを始めることになりました。その名前はScarab Cycles(スカラべサイクルズ)、最先端の技術を取り入れたフレーム製作とハンドペイントによる美しい塗装で注目を集めるメーカーです。あのNAHBSの実質的後継で世界的なハンドメイドバイシクルショーであるMADEにも出展するなど5年の節目を迎えるSCARABの勢いは留まるところを知りません。
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いまメーカーを代表するフレームはこちらの"SANTA ROSA INTEGRATED"。スチールフレームにケーブルフル内装の仕様を取り入れた最先端のロードバイクフレームです。これがMADEに出展されていたフレームで塗装にも気合が入っています。
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「こんな細かい表現をどうやってペイントしているの?」と尋ねると「お抱えペインターのアレハンドロが1つずつ手描きしている」とのこと。正気か?
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Scarabはフレームの溶接から塗装まですべてインハウスで完結しているそう。これだけの仕事をしてその納期は約3カ月と国内の常識から考えるとかなり早いです。肝心の価格は3,400$~が目安で今はドル円の為替が厳しいので50万円~になる見込み(塗装、送料込み)です。
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ご覧の通りフレームの種類やペイントは本当に多彩です。コロンビアは国土の8割を未舗装路が占めているそうで、MTBやグラベルが日本よりはるかに身近にある分、以前から得意としているそう。一方で4,000mを超えるようなヒルクライムもあるため軽さや走りを追い求めたロードバイクの追求も欠かせないんだとか。
また、象徴的なペイントではコロンビアの伝統的なバスをモチーフにした"Chiva"、コロンビア南部に存在するアマゾンの密林から"Jungla"、地図と冒険モチーフの"Magdalena"など多くのコレクションが用意されており、ベースのカラーと合わせて選択すればペインターがフレームに似合う形で落とし込んでくれるそうです。
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頼めば作れる、ではなく標準のラインナップとしてロード、オールロード、グラベル、MTBすべてが用意されています。
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新婚旅行ではじめて日本を訪れていたオーナーのSantiago(写真右)がたまたまネットで当店に興味を持って連絡をくれたところから翌日に会って意気投合、そのまま取引を開始することになりました。素敵な縁でつながった製品をこうして紹介できることを嬉しく思います。日本のビルダーとはまた違ったベクトルのスチールバイクに興味をお持ちの方はぜひスタッフまでお声がけください。私たちからも早速1本オーダーをかけているので、いずれお見せできると思います。お楽しみに。
INSTAGARM → SCARAB CYCLES